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2025年第3四半期累計で、ASEAN主要6カ国の自動車(乗用車・小型商用車)販売台数は、インドネシア、マレーシア、タイの市場減速を受けて、前年同期比で1.5%の微減となりました。一方、xEV(電動車)の販売台数はASEAN主要6カ国全体で62%増加し、平均普及率は17%に達しました。これは、同地域全体で電動化への着実なシフトが進んでいることを示しています。
本レポートは、28カ国・18,000人以上を対象に実施したグローバルeReadiness調査に基づいています。同調査は、モビリティニーズとEV(電気自動車)への準備状況を把握することを目的としています。本稿では、第6回調査から得られたASEAN主要6カ国(インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム、シンガポール)の知見を紹介します。
本調査結果を踏まえ、日系自動車メーカーが今後ASEAN市場で競争力を維持・強化していく上では、以下の3点が重要と考えられます。
今回の調査で示されているとおり、ASEAN主要6カ国の市場は、消費者志向やEV化に向けた政策的後押しの面でも多極化が進んでいます。日系自動車メーカーのシェアが急減する中、中国系メーカーや現地EV新興メーカーからの浸食に歯止めをかけるには、これまで以上に各国固有のニーズや課題を汲み取った取り組みが求められます。
ASEAN主要6カ国のEV購入者を見ると、EVに満足せずICEへの回帰を希望する消費者も一定数存在しています。例えば、EV保有者のうちICEへの乗り換えを希望しないと回答した割合は、タイでは40%にとどまり、他国と比較しても低い水準です。
しかしながら、この数字をもって従来のビジネスモデルを維持すればよいと捉えると、判断を誤る可能性があります。各国がEV化を推進してきた背景には、自国産業の振興と競争力向上を図りたいという意図があります。今後は、各国においてSDV(Software Defined Vehicle)やAIといった次なるテーマが打ち出されていくことも想定されます。
長期的に市場シェアを維持していく上では、単なるものづくりに閉じることなく、幅広いプレイヤーを巻き込み、各国における産業の成長に貢献するという原点に立ち返ることが必要です。異業種との協業なども積極的に活用しながら、ASEAN市場に改めて挑戦していく姿勢が求められます。
※本コンテンツは、『ASEAN-6 eReadiness 2025』を翻訳したものにStrategy& Japan独自の内容を追加したものです。翻訳には正確を期しておりますが、英語版と解釈の相違がある場合は、英語版に依拠してください。
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