【新刊紹介】企業変革を起こすための実用書“The Critical Few”の日本語版『最高の企業文化を育む「少数」の法則』‐「文化」こそ成長の原動力‐

2019-11-07

PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:足立 晋)の戦略コンサルティングを担うStrategy&は、11月12日に日経BP社より『最高の企業文化を育む「少数」の法則』を発行いたします。本書はPwC Strategy&がグローバルで2019年1月に発行した書籍“The Critical Few”の日本語版です。

変化のスピードが速く、競争が激しいグローバル市場において勝つために、組織文化を見直すことの重要性がこれまでになく高まっており、多くの経営者も危機感をもって文化の改革を経営課題として認識しつつあります。しかし企業文化の変革は容易ではありません。本書は、50年にわたって一貫して企業文化とその進化を手掛けてきた主著者、ジョン・カッツェンバックが、これまでの取り組みの成果としてその方法論を紹介します。

本書では、企業文化を進化させるために不可欠な要素を「少数」で「重要」な(クリティカル・フュー)ものだけに絞り、既存の文化を活用して意義ある変革を起こす方法について解説します。その要素とは、戦略的に的を絞って選択された少数の『社員の感情に訴える形質』、『重要な行動』、『真の非公式なリーダー』を指します。文化の変革をもたらすためにはそれらを育み、再構成することが必要となります。本書では一連のアプローチをカッツェンバックと架空のCEOアレックスとの会話の形でご紹介します。アレックスが率いるのは創業60年の大手小売企業ですが、企業文化をめぐってさまざまな問題が起きます。アレックスがカッツェンバックとともに、企業文化を育み、変革を実現していく物語を通じて、読者の方々が自社の状況を思い浮かべながら企業文化の進化の手法を理解していただくことができます。

抜本的な企業変革ではなく、既存の文化を活用して意義ある変革を起こすためのアプローチは日本企業にも非常に親和性が高い手法となっています。

本書の主な内容

第1章 「文化の再構成」がなぜ重要なのか
第2章 重要な少数の形質
第3章 重要な少数の行動
第4章 少数の真の非公式リーダー
第5章 文化の活動を測定する

書籍情報

書名

最高の企業文化を育む「少数」の法則

出版社

日経BP社

定価

2,000円(税抜)

著者

ジョン・カッツェンバック、ジェームズ・トーマス、グレッチェン・アンダーソン

訳者

PwC Strategy&、野中 香方子

仕様

四六判上製、250ページ

発行日

2019年11月12日

Strategy&について

Strategy&は、他にはないポジションから、クライアントにとって最適な将来を実現するための支援を行う、グローバルな戦略コンサルティングチームです。そのポジションは他社にはない差別化の上に成り立っており、支援内容はクライアントのニーズに応じたテイラーメイドなものです。PwCの一員として、私たちは日々、成長の中核である、勝つための仕組みを提供しています。圧倒的な先見力と、具体性の高いノウハウ、テクノロジー、そしてグローバルな規模を融合させ、クライアントが、これまで以上に変革力に富み、即座に実行に移せる戦略を策定できるよう支援しています。

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