働き方の多様性:瀬渡 奈津子

Manager

瀬渡 奈津子 の経歴

慶應義塾大学法学部卒業。シカゴ大学大学院国際関係学修士課程修了。

アメリカ・ワシントンDCのリサーチ・コンサルティング会社(環境・エネルギー部門)での勤務を経て現職。

私は、第二新卒としてStrategy&に入社して7年目に、第一子の産休・育休を取得しました。

当時は、まだ産休・育休を経て復帰される女性コンサルタントの例があまり多くなく、自分自身も初めての育児とキャリアの両立に不安がありました。しかし、Strategy&のリーダーシップチームや同僚のサポートを受け、これまでコンサルタントとしてのキャリアを続けることができました。出産前までと同じような内容やレベルの仕事をするだけでなく、子育てをしながらの昇進に向けたキャリアデベロップメントにも寄り添ってもらえたことは、非常に大きかったと感じています。

私は子どもが低月齢のうちに復帰しましたが、時短勤務などで仕事の総量や役割に制限を設けるという働き方ではなく、日々変化する子どもの状況に応じて可能な限り働き方の工夫で対応し様子を見るという選択をし、会社から合意をいただきました。

子どもが2歳くらいになるまでは、頻繁に熱を出すことや病気になることがありましたが、このようなやむを得ない状況に対し快くカバーしてくださる上司からのバックアップ体制がありました。また、プロジェクトの内容や出張などについて、私にできることやできないことを一方的に決めつけず、「このような機会があるが、どうか?」と、常に私の希望や状況を聞いていただけたことは、非常にありがたかったです。

採用活動において、特に女性の方々から、育児とキャリアの両立についての不安の声を聞くことがあります。確かに以前のコンサルティング業界では、「24時間常にオン」を期待される方も多かったように思いますが、現在は性別に関係なく子育てに主体的に参加されている社員・職員が多く、家庭の状況を尊重する風土があると感じます。

仕事や家庭を含め、人生をトータルで充実させたいというニーズは誰にでもあると思います。Strategy&には、リーダーシップチームをはじめ、そうした価値観を共有してくれる仲間がたくさんいます。たからこそ、私はコンサルタントとしてのキャリアをあきらめることなく、続けてこられたのだと思います。

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